FNM-DesignのLogo

筆箱製作の様子をご紹介

タグ:,

突然ですが日本には四季いわゆる春夏秋冬がありますね。桜が綺麗な春や食べ物のおいしい秋などございますが、みなさまどれが好きですか?

ワタクシは断然冬が好き!

まず春。花粉症持ちのワタクシとしては辛い。そして人見知りとして新学期とかも辛い。新入生や新社会人の希望にあふれたキラキラしたシーンなんか、心がやられそうです(笑)

そして夏。暑い!嫌い!!以上。
ただし海やプールは別です。家から会社とか全くレジャーじゃなくコンクリートの世界で暑いってのが嫌。

次に秋。春よりも秋のブタクサ花粉に弱いワタクシ。当然嫌い!!でも枯れ葉舞う、物悲しい雰囲気を醸し出す晩秋は好き。

キタコレ冬。いくら裸になっても暑いものは暑い夏とは違い、着れば着るほどあったかい。というより家出た瞬間に暑いと「あちぃ・・・」ってテンション下がりますが、寒いと「うぇい!寒い!!」ってテンション上がりません?上がりませんかそうですか。

さらに冬は食べ物がうまい!鍋、魚、野菜・・・冬の食べ物ってなんで美味しいんでしょうね?まぁブクブク太るんですけどね。それもまた冬の様式美(笑)

結局何が言いたいかというと、立春も過ぎ寒い日が刻一刻と過ぎ去っていくことに恐怖しているFNM-Designです。みなさまいかがお過ごし?

残り少ない陰湿な冬を全力で謳歌したいのに、膝が折れててままならない。くそぅ。


さてさて。
本日のブログは、先日製作した筆箱の製作風景を順序立ててご紹介しようと思います。いわゆるハウツー的なもの。参考になるかな?

ワタクシはまず、スケッチブックにイラストを描きまくります。人に見せるようなものではなく、あくまで自分の中で製品のイメージを固めるためなので、とっても汚い絵が量産されます。この段階で、組み立て順序もできるだけ考えておくと後々楽。

そしてある程度イメージが固まったら、画用紙を取り出して型紙を製作しましょう。

筆箱の型紙

以前はパソコンに向かってイラストレーターで型紙を製作していましたが、最近はもっぱら手書きです。もちろんイラストレーターとか使って描いた方が綺麗な線を引けて良いんですけど、なんだか手書きの方が細かい設計ミスなんかに気づけるんですよね。

それにパソコンだと、一回コピー用紙に印刷したものを切り取って、厚紙に貼ってまた切り出すっていう手間が面倒くさい(笑)のり付けした時にフニャフニャするのも嫌だし。
てなことがあるもんで、最近は手書きで型紙を作ってます。

型紙トレース

型紙ができたら、それぞれのパーツごと革の上に線を引いていきます。「けがき」という作業です。

銀ペンという洋裁でいう所のチャコペンを使う人もいますが、ワタクシは鉄筆を使います。なぜならヌメ革を使うことが多いから。ヌメ革の場合、鉄筆を使うととっても細い線でけがくことができるのでオススメですね。ちなみに、柔らかい革の場合は銀ペンの方が楽です。

それにワタクシが鉄筆を使うのは、この後の作業の都合としても好ましいという理由もあります。

えっ?切り取る線を引いたんだから、次の作業は切る作業でしょって??それはどうかな・・・

筆箱にニートフットオイル

そう。ワタクシはこの段階で、うっすらとですが表面にオイルを入れます。オイルを入れる理由はたくさんありますが、この段階で入れておくと作業中に付く汚れを防止することができるのでオススメ。

完成後に形をしつけたり、メンテナンス用としてオイルを入れることも考えて、あくまでもこの段階では防汚のためにうっすらとがポイントです。この段階でしっかり入れちゃうと、オイル過多になっちゃいますので。

筆箱の革を裁断

オイル入れが終わったら、いよいよ切断です。

けがいた線より余裕を持ってザックリと粗裁ちした後、線の内側で本裁ちという二段階で切ります。直線が多い形状の場合は、幅広の革包丁で切り出した方がヨレずに綺麗に切れるかなぁ。

もちろんカーブが多い形状の場合は幅広の包丁だとやりにくいので、カーブ用/直線用/漉き用と3〜4本の革包丁を使い分けてます。
もちろん、革を切るなんてカッターナイフ一本ありゃ充分!っていう人もいると思いますが、ワタクシが良く閲覧しているサイトの方々は、3〜4本どころか10本近く所有して使い分けてる方が多いですね。牛刀包丁から革包丁を自作する人もいらっしゃいますし・・・もう道具マニア(笑)そういう人大好きです!!

てな感じで、まだ切り出した所で全然進んでませんが、なんだか長くなりそうなので本日はココまで。短くまとめろ!って話もまことしやかに囁かれてますが、記事数かせg・・・読みやすさを考えると分けた方がいいと思うのでネ。

ではでは。後半へ続くのじゃ。

<本日のBGM の中から一曲>
筋肉少女帯 タチムカウ
「僕達弱いんだな 弱いから来たんだな 犬死にと笑うんだね 誇り高き人間の証明♪」


ご質問などありましたらお気軽にコメント書き込んでください!


最近書いた雑記帳

  • 馬蹄型コインケース背面

    2017年03月05日 (日)

    馬蹄型コインケースの試作!

    『ハンドメイド作家のための、いちばん丁寧な情報サイト』さん中で、五助屋さんが書いた『馬蹄型コインケースを作ってみよう』を基に、これまで敬遠していた【馬蹄型コインケース】を作ってみた!やっぱり見るのと作るのでは大違い。馬蹄型コインケースを作れたら一人前と言われる所以が分かったような気がする。

    試作革
  • 名刺入れ比較

    2017年02月27日 (月)

    駒縫いマチの名刺入れ試作!

    馬蹄型コインケースを作るべく、前作の『捨てマチ形式の名刺入れ』を使って、駒縫いの練習をしようと思います。駒縫いマチとはマチが立つ?より箱形になるようなマチになります。馬蹄型コインケースを作れて一人前の格言よろしく、一人前になれるよう練習あるのみ!

    試作革
  • 新作名刺入れ

    2017年02月21日 (火)

    新作の名刺入れ完成!

    前回マチの構造が完成したところの続きです。いよいよマチと本体を合体すると思いきや、まだまだ甘い。縫う前にFNM-Designでは糸目を沈めるために、とある工夫を施してから縫います。その他にも色々な工程を経て、今回新作の名刺入れが完成しました!

    完成報告製作過程革
  • 名刺入れ穴開け

    2017年02月19日 (日)

    新作の名刺入れ製作開始!マチの構造

    前回の名刺製作構想練り編の続き。今回はマチ製作です。マチにはイロイロな種類がありますね。オーソドックスな笹マチから通しマチ、変わり種にはウエットフォーミングや駒縫いなど。今回は名刺入れを製作するので・・・どんなマチにしようかな(笑)

    製作過程革
  • カードケースネタ帳

    2017年02月18日 (土)

    新作の名刺入れ製作開始!構想練り

    新しく依頼された名刺入れの構想を練ります。ショッピングセンターやネット上をウロウロしたりして、こんな形面白そうとかこういう方が使いやすいとか、自分の中でイメージを固めていきます。その後、スケッチブックに描きだしたりしつつ、自分の個性を出せるようなデザインに仕上げていきましょう。

    製作過程革